FAQ よくあるご質問
鋳物製 焼肉プレート・ロストルの油ならしについて
ANS-25
新品の焼肉プレート・ロストルには(以下「プレート」と表記します)、サビ発生の防止策として、食品衛生法に適合した塗料が塗布してあります。
使用するうちに取れていき、表面を強くこすると、塗料が粉状になって取れることがありますが異常ではありません。
※この塗装はフッソ加工のような機能はございません。
焼肉プレート・ロストル (例)

≪購入後初めてご利用になる前に≫
※この作業は最初の1 回だけ行ってください。
- プレートは専用の器具にセットしてください。専用器具以外でのご使用はお控えください。
- プレートは急加熱や急冷をしないでください。変形や割れの原因となります。
- 室内で行う場合は、換気扇、排気ファンなどを運転して換気してください。
- プレートを空焼きします。
弱火で5分ほど加熱した後、中火で15分間加熱し、さらに強火で5分ほど加熱し消火します。 初めて加熱した時は、少しニオイや煙が発生する場合がありますが、これは表面の塗料から発 生した物で、徐々に無くなる現象です。 - 空焼き後、プレートに手をつけられるほどの温度まで冷めてから食器用洗剤と金属製たわしで
(ア) しっかりとこすり洗いし、すすいでください。
(イ) 注)水をかけたり浸したりなどの急冷はしないでください。割れや変形などの原因になります。 - 洗い終えたら水分を拭き取ってすぐに中火で短時間空焼きして水分をとばしてから油ならし (シーズニング)を行います。
※加熱すると塗料が変色する場合がありますが異常ではありません。
※塗料は温度の高い所から取れて行きます。残っていても使用上の問題はありませんので、 そのままご使用ください。
※水分を残したまま放置しないでください。サビの原因になります。
≪油ならし(シーズニング)≫
- プレート全体に食用油を塗って中火で加熱します。
- 煙が出始めたら火を止めプレートを冷まします。
※プレートは高温になっていますので、プレート持上金具を使用しやけどに注意してください。 - 再度、プレート全体にキッチンペーパーなどで油を塗ります。溝や凹凸部もムラなく塗ってください。
- くず野菜を炒めます。鉄のニオイが気になる場合は、ショウガやネギなどの香りの強い野菜を炒めると 鉄臭さがとれます。
- 油が全体に馴染んだら、くず野菜を捨て、たわし(金属製以外)で水洗い(洗剤は不可)し、サッと中火で 短時間空焼きして水分をとばし食用油を塗ります。
≪日頃のお手入れ≫
※ご使用後毎回行ってください。
- プレートは冷めてから洗浄液につけ置きします。
※ プレートは高温になっていますので、プレート持上金具を使用しやけどに注意してください。
※ すぐに手洗いするよりもしばらくつけ置きして焦げ付きを柔らかくすることで汚れが落ちやすくなります。 なお、業務用でお使いのお客様には当社商品の専用洗剤『鬼の洗濯』をご使用していただくと、 よりいっそう汚れが落ちやすくなります。 使用後の液体は「中和剤」を使用して流して下さい。
『鬼の洗濯』の洗浄液は繰り返しご使用いただけます。 - 一晩ほどつけ置きした後、残った洗剤や汚れを水できれいに洗い流します。洗浄機があれば洗浄機に かけた後、すすいでください。洗浄機は一般家庭用の洗浄機でもご使用いただけます。
- 洗浄後、水気をとり、油ならし(シーズニング)を数回繰り返してください。
※ ご使用後は常にこの作業を行うことで油がしみこみ、サビにくくなります。
※ 回転ドラム式洗浄機・ブラスト式洗浄機をご使用されると割れる場合がありますのでご注意ください。 詳しくは洗浄機メーカーにお問合せください。
※ 『鬼の洗濯』の洗浄液は効力が無くなったら新しくしてください。廃液は『中和剤』で処理し廃棄してください。
※ 長時間の空焼きや専用器具以外での加熱はプレートの変形や割れの原因となりますのでお控えください。
※ 熱したプレートに水をかける等の急激な温度変化を与えると変形や割れの原因となりますのでお控えください。
≪保管方法≫
日頃のお手入れを行い、新聞紙などで包み湿気の少ない冷暗所に保管します。
再度ご使用の際は表面の付着物や油を水洗いしてからご使用ください。
≪サビについて≫
鉄製鋳物の製品は非常にサビやすい性質があります。
長期間使用しなかった場合、水分の付着や保管環境によりお手入れをしていてもサビが発生する場合があります。
- サビが発生した場合はスポンジまたは金たわしに磨き粉をつけて、サビが出ている箇所をよくこすり、 洗い落としてください。
- すすぎ後、水分を拭き取ってすぐに中火で短時間空焼きして水分をとばしてから食用油を塗って 保管してください。さらに油ならし(シーズニング)をするとより効果的です。